

- ————好きなキャラクターいらっしゃいますか。

- 関:そうですね、みんなかわいいのですが、仕事していると生活のリズムがせかせかしている部分もあるので、ちょっとのんびりしていたいなと思うので、ファビオでしたっけ、あのクマ?
- ————クマはフランコ!
- 関:そっか、フランコか(笑)。フランコのような感じでのんびりのんびりがいいかな。
- ————のんびりでちょっととろい感じですからね。
- 関:そうですね、自分がなるならあういう感じのほうが楽しくていいなあと。なんか万事、なんでも前向きにとらえそうな感じがして。
- ————収録前にテンションを上げるために何かしていることはありますか?
- 関:なんかただひたすら「知っている言葉を話してはいけない」って言い聞かせながら、やってきています。毎回、はい。
- ————(笑)
- 関:あ、あとテーマ曲が耳に残る明るくて陽気な曲なので、このテーマ曲をなんとなく頭の中で口ずさんでテンションを上げるようにしています。
- ————なるほど。
- 関:とっても歌詞も単純ですし、収録してしばらくは、ついつい♪ピザ パスタ ピザ~って唄ちゃってる感じです。
- ————ファンの皆さんにカリーノ・コニの一押しポイントと、メッセージをいただけるとうれしいのですが。
- 関:そうですね、一押しのポイントはやっぱりもう、このすごく入念に時間をかけて作られた綿密な画作りが一番見どころなんではないかなという風には思いますし、CGとそのミニチュアとっていう組み合わせ、ここに尽きるんじゃないかなっていう。自分で完成品をテレビで見てもやっぱり、すごいなあと、毎回想像を上回る繊細さにびっくりしてしまうという。
- ————ファンの皆さんへは。

- 関:はい。なんかこう普段、会社とかでいろいろ疲れたり学校で疲れることもあると思いますけど、『カリーノ・コニ』で気持ちを遊ばせて少し癒されていただけると嬉しいなという風に思います。
- ————アベ監督に関してなんですが、関さんは、他のお仕事でもご一緒されていて、自主映画も一緒に作られてますから、今更って質問なんですけど今回のアベ監督はどうでしたでしょうか。
- 関:はい。今回はとてもかわいいアベさんでした(笑)。僕もいろんな監督さんとお仕事させて頂いているんですけど、ここまで深くいろいろお話したりした監督さんっていうのも数少ないんです。その中でもアベ監督って作られる作品の幅の広さっていうか、それに毎回驚いていています。最初の出会いがウルトラマンからでしたので、そういう特撮から、ハードなSFものだったり、でちょっと人情話みたいなところにも感覚が向いていたり、挙句の果てっていったらあれですけど、こんなに子どもらしいかわいい女の子のような感性のものを、同じ監督が全部作っているのかと思うと、すごいなあと思って。そのバイタリティと見識の深さ。毎回感心させられるという感じです。はい。
- ————コニのシリーズの中でも、いろんなテイストの作品がありますからね。
- 関:はい、そうですね。本当にすごいと思います。
- ————ありがとうございます。